就活コラム・28卒・29卒向け
志望動機の書き方:3つの要素と、企業ごとの書き分け方
公開日 2026-10-15・更新日 2026-10-15
志望動機は、企業ごとに書き分ける必要がある設問です。ガクチカや自己PRのように使い回しができないため、準備に時間がかかります。この記事では、志望動機を3つの要素に分けて組み立てる方法と、企業ごとに書き分けるためのコツを解説します。
1. 志望動機に入れる3つの要素
| 要素 | 答える問い | 書く内容 |
|---|---|---|
| ① 業界 | なぜ、この業界なのか | その業界に関心を持ったきっかけ(自分の経験や気づき) |
| ② 企業 | なぜ、この企業なのか | 同じ業界の他の企業ではなく、この企業を選ぶ理由(事業・考え方・働き方など) |
| ③ 自分 | 自分は、どう貢献できるか | 自分の経験や強みを、入社後にどう生かすか |
3つがつながっていると、説得力が出ます。「きっかけ」→「この企業を選ぶ理由」→「自分が生かせること」の順に、一本の筋で話せるか、確認します。
2. 企業研究のメモを作る
志望動機の材料は、企業研究のメモです。企業の公式サイト(採用ページ、会社概要、IR情報など)で、次の点を調べて、メモに残します。数字や制度は、変わることがあるため、必ず最新の公式情報で確認してください。
- 事業の内容:何を、誰に、どのように提供しているか。
- 強みや特徴:同じ業界の他社と、何が違うか。
- 大切にしている考え方:理念、ビジョン、行動指針など。
- 求める人物像:採用ページに書かれている言葉。
- 働き方・育成:研修や配属の仕組み、働く環境(公式に書かれている範囲で)。
3. 文章の型(あてはめて使う)
「私が貴社を志望する理由は、〇〇だからです。(結論)私は、△△の経験を通じて、□□に関心を持ちました。(きっかけ)中でも貴社は、◇◇という点で、他社とは異なると考えています。(この企業を選ぶ理由)入社後は、△△の経験で身につけた□□を生かし、〇〇の場面で貢献したいです。(自分が生かせること)」
「◇◇という点」は、企業研究のメモから、具体的な事実や言葉を選んで書きます。ここが具体的であるほど、その企業向けの志望動機になります。
4. 企業ごとに書き分けるコツ
- 企業名を入れ替えても通じる文章は、避ける:「成長できる環境」「社会に貢献できる」だけでは、どの企業にも当てはまります。
- 同じ業界の2〜3社を並べて、違いを書き出す:違いが言えれば、「この企業を選ぶ理由」が、はっきりします。
- ①と③は共通の土台にして、②だけを企業ごとに書く:毎回ゼロから書かずに済み、準備の時間を減らせます。
- 公式の言葉を、そのまま写さない:自分の経験と結びつけて、自分の言葉で説明します。
5. よくある失敗と直し方
- 待遇や知名度が理由になっている:安定や福利厚生に触れてもよいですが、それだけでは、動機として弱くなります。仕事の内容や考え方への関心を、あわせて書きます。
- 企業の説明で終わっている:企業の紹介は、短くします。そこで、自分が何を感じ、どう関わりたいかを書きます。
- 入社後の姿が書かれていない:貢献したいことを、具体的な場面で書きます。
- 事実の誤り:事業や制度の内容は、提出前に、公式サイトで確認します。
6. 提出前のチェックリスト
- 結論(志望する理由)が、最初の一文にある。
- 「業界」「企業」「自分」の3つが、そろっている。
- 企業名を別の企業に変えると、成り立たなくなる文章になっている。
- 自分の経験が、具体的に書かれている。
- 事業や制度の内容が、公式の最新情報と合っている。
- 誤字、文字数、企業名の間違いがない。
7. 就活作戦室での進め方
「企業」の画面で、企業ごとに、調べたことをメモしておくと、志望動機の材料になります。「ES」では、設問ごとに本文と文字数を管理でき、「想定問答」では、志望動機を企業ごとに用意できます。
就活作戦室で、すぐに使う
出典
この記事は、就活の一般的な進め方の解説です。正解は一つではありません。企業からの指示(設問・文字数・提出方法など)を最優先にし、大学のキャリアセンターにも相談してください。
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